副業でチャットレディを始める前に知っておきたい税金のこと！税金の種類や確定申告の流れを解説
副業でチャットレディを始めるなら税金についても理解しておこう！
スキマ時間を狙って高収入が狙えるお仕事として、「チャットレディ」が人気を集めています。
主婦や学生で始めている方もいますが、最近は本業を持ちながら副業としてチャットレディを始める女性も増えてきました。
会社勤めの場合、勤務先が年末調整を行うためあまり税金について詳しく知らない方も多いでしょう。
しかし、副業チャットレディで稼いでいる場合は確定申告を行う必要もあり、税金について理解していないと後で苦労してしまう可能性が高いです。
そこで今回は、副業でチャットレディを始める前に知っておきたい税金について伝授していきます。
既にチャットレディを始めていて、税金についてもっと深く理解しておきたい方もぜひ参考にしてみてください。
目次
チャットレディに関連する税金とは
まずは、チャットレディとして働く場合に課税される可能性が高い税金について解説します。
どのような税金が課税対象となるのでしょうか？
所得税
所得税とは、1月1日から12月31日までの間に得た総所得金額から控除額を差し引いたものに課税される税金です。
税率や控除額は総所得金額によって異なります。
また、「復興特別所得税」という税金も存在しています。
こちらは東日本大震災の復興に役立てるための財源を確保するための税金です。
2013年から2037年までの期間に所得税を納めている人に課税される仕組みになっています。
住民税
住民税は都道府県民税や市町村税、東京23区だと特別区民税を総称したものです。
1月1日に住所がある市区町村へ納税しなくてはなりません。
所得金額に問わず一律で納税する均等割と、所得金額によって変わる所得割を合計した金額を納税することになります。
所得割は、所得税と同様に所得控除額から差し引かれた課税所得に対して10％分が課税されます。
ただし、所得税の計算とは異なるため、例えば所得税の納付義務が発生していなくても住民税は課される可能性があります。
その他の税金
所得税と住民税以外にも、状況によっては個人事業税や償却資産税といった税金が発生する可能性もあります。
個人事業税とは、主に個人事業主が事業を手掛ける上で課税される税金です。
本業でチャットレディに取り組む場合、個人事業主となるため個人事業税を納める必要があります。
償却資産税とは、固定資産税の一部で償却資産に当てはまる資産に課される税金を指します。
例えば土地や家屋以外で事業用に使用する資産は、償却資産に含まれています。
チャットレディと関係するものは、例えばPCやコピー機、エアコン、ネットワーク設備などが含まれます。
こちらも個人事業税と同様に個人事業主となった場合に発生する税金です。
チャットレディの副業が税金からバレるって本当？
副業でチャットレディを始めた方の中には、「確定申告によって会社に副業がバレてしまった」という方もいます。
なぜ確定申告をしたことで副業がバレてしまうのでしょうか？
続いては、チャットレディの副業が税金からバレてしまう理由をご紹介します。
住民税からバレてしまう
確定申告で副業をしていることがバレてしまうのは、住民税が原因です。
会社に在籍している場合、従業員の代わりに会社側が所得税・住民税などを納めています。
そのため、従業員が納める分の金額がどれくらいになるのかは、会社へと通知される仕組みです。
住民税の場合、前年度の所得金額によって変動します。
つまり、給与は変わっていないのに住民税が大きく増えていた場合、会社側は「副業で稼いでいるのでは？」と疑うことになってしまうのです。
では、会社にバレることなく合法的に稼ぐにはどうすれば良いのでしょうか？
確定申告で対策！
バレずに副業のチャットレディで稼ぐためには、確定申告書を作成する際にある工夫が必要です。
それは、「普通徴収」の項目にチェックを入れることです。
普通徴収にチェックを入れると、本業で稼いだ所得金額に対する住民税は従来どおり会社側から天引きされますが、副業で稼いだ分の住民税は個人に請求されることになります。
これで会社側に通知される住民税額も変わらず、不審に思われません。
逆に、「特別徴収」の項目にチェックを入れてしまうと、本業と副業の合計した所得金額に対する住民税が会社へ通知されてしまうため、バレたくない人は必ず「普通徴収」にチェックを入れましょう。
副業チャットレディが行う確定申告の流れ
税金について理解できたものの、実際にどうやって確定申告を行えば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
ここからは、副業チャットレディが確定申告を行う場合の流れをご紹介します。
必要書類を作成する
確定申告を行うためには、いくつか書類を作成・準備する必要があります。
必要な書類は以下のとおりです。
確定申告書には主に2種類が存在します。
Aは事業所得や不動産所得などを記入する項目がなく、給与所得・雑所得・配当所得・一時所得を申告できます。
そのため、会社員やアルバイト・パートで所得を得ている人は確定申告書Ａを選びます。
一方、個人事業主や副業でチャットレディをしている人はすべての所得を申告できる確定申告書Ｂを選びましょう。
収支内訳書とは、帳簿などから1月1日から12月31日までの収入・支出をすべてまとめた書類です。
白色申告を選択した場合、確定申告書と一緒に提出しなくてはなりません。
青色申告の場合、青色申告決算書を用意する必要があります。
週所内訳書を作成するためには、売上や経費など事業に関連するお金の流れが把握できる「帳簿」が必要です。
そのため、もしチャットレディで稼ぎたいと考えている方は、何にどれだけお金がかかったのか、どれくらいの利益があったのかを記録する帳簿も作成しておきましょう。
なお、帳簿は作成してから7年間は保存する義務があります。
書類以外に必要なものを準備
必要書類だけでなく、確定申告時に必要となるものがあります。
- マイナンバーカードやマイナンバーが確認できる住民票の写しなど
- 領収書やレシート、帳簿
- 口座情報
マイナンバーカードを持っていると確定申告をe-Tax（電子申告）でも行えるようになるため、作成しておくと便利です。
また、以前までは印鑑も必要でしたが、2022年4月1日以降から確定申告書への印鑑は不要になりました。
税務署に書類を提出する
確定申告書や収支内訳書を作成し、必要なものをすべて準備できたら税務署へ提出しましょう。
提出方法は税務署の窓口に直接持参するだけでなく、信書による郵送やe-Taxによる電子申告、時間外収集箱に投函が挙げられます。
仕事の影響で平日に税務署窓口へ訪れることが難しい方は、郵送や電子申告、時間外収集箱への投函を活用してみてください。
税金の納付・還元
確定申告書を提出してから、納税が必要となる場合は納付書を使って納税することになります。
現金納付は期限が決まっており、原則3月15日までです。
納税資金を準備しなくてはならなかったり、現金納付が面倒だったりする場合は、振替納税という方法もあります。
納付期限になるとあらかじめ届出した講座から引き落としがあるので、納め忘れてしまう心配もありません。
なお、引き落とし日は4月下旬になることが多く、現金納付より1ヶ月以上の猶予があります。
副業で安心してチャットレディを始めるならアリスがおすすめ
副業でチャットレディを始めた場合、本業とは別で確定申告を行い、税金を納める必要があります。
しかし、これまで会社側が代わりにやってくれたことを今度からは自分でも行わなくてはいけないため、わからないことが多く悩んでしまう方もいるでしょう。
税金で悩みたくない、安心してチャットレディの仕事を始めたいという方には、事務所への登録がおすすめです。
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未経験の方でも安心して始められるよう、充実したサポート体制を完備しています。
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