チャットレディの所得証明ができる書類とは?必要なケースや入手方法を解説
チャットレディの所得証明になる書類をチェックしよう
確定申告や子どもの保育園への入園など、自分の所得の証明が必要になるケースは色々あります。
チャットレディの場合、どうやって自分の所得証明を行えばいいのかわからないという方もいるでしょう。
そこで今回は、チャットレディが所得証明を求められるケースや所得証明ができる書類の種類、取得方法について解説します。
チャットレディが所得証明書を求められるケース
所得証明書(収入証明書)は、自分自身の所得(収入)を証明するための公的な書類です。
必要なシーンは多くないものの、公的な手続きや重要な契約などで提出を求められることがあります。
まずは、チャットレディをやっている女性で、所得証明が必要になる主なケースについてご紹介します。
確定申告をする時
個人事業主であるチャットレディの所得が一定額を超えた場合、確定申告が必要です。
専業チャットレディなら年間の所得が48万円以上、副業の場合は年間所得が20万円以上になると確定申告の対象です。
確定申告をすることで、その年に稼いだ所得とそれに対する所得税・住民税を税務署に申告できます。
確定申告をする際は所得を証明するために、所得証明書の添付や保管が求められます。
携帯電話やクレジットカードなどの契約する時
携帯電話・クレジットカード・各種ローンなど金銭が絡む契約をする際も所得証明が必要です。
例えば、携帯電話は端末の購入費や毎月利用料を支払う必要があるため、収入を証明できないと契約ができません。
クレジットカードやカードローン、住宅ローン、自動車ローンなどは借りた分の返済が必要です。
年収によって借入能力や返済能力が判断されるため、所得証明が必須となります。
他にも賃貸物件を借りる際も家賃の滞納リスクを回避するために、審査の際に所得証明書から支払能力をチェックしています。
親や配偶者の扶養に入る時
自分の親や配偶者の扶養に入る場合も所得証明書の提出が必要です。
扶養は、自分だけで生計が立てられない場合、親や配偶者といった扶養者が経済的な援助をしてもらうことを意味します。
そのため、扶養される側が一定額の収入を持っていると扶養から外れることになるので、扶養される人かどうか判断するために所得が確認されるのです。
扶養の対象になる上限額は状況によって異なりますが、年間103~130万円程度とされています。
子どもを保育園に入れる時
子どもを保育園に入れるためには、「保護者が就労していて、入園の必要性が高い」と認めてもらう必要があります。
そのため、就労状況を証明するために就労証明書を作成し、保育園に提出しなければなりません。
チャットレディのように自営業をやっている場合、開業届の控えや所得証明書の提出も必要です。
なお、在宅勤務のチャットレディは、保育園の審査基準を満たさない可能性があるので注意してください。
児童手当や生活保護などの公的支援を受ける時
児童手当や生活保護など公的支援を受けるためには、収入が一定以下の基準であることを証明しなければなりません。
所得証明書は支援の妥当性の判断や、実際の支給額を決めるために必要な情報源となります。
そのため、申請の際に居住している市役所や福祉事務所に、申請書と一緒に所得証明書の提出が必要です。
チャットレディの所得証明ができる書類
チャットレディの所得を証明できる書類の種類は様々あります。
ここで、実際に所得証明として使える書類を5つご紹介するので、書類を取得する際の参考にしてください。
源泉徴収票
源泉徴収票とは、その年の所得金額や差し引いた所得税の金額が記された書類です。
会社員として会社に属している場合、年末になると事業主から発行してもらえます。
チャットレディは基本的に個人事業主となるため、源泉徴収票は発行されません。
ただし、チャットレディ事務所で正社員として働いており、給料所得として収入を得ているのであれば源泉徴収票は発行されます。
給与明細書
給与明細書は、毎月勤務先から支払われる給与の詳細が記された書類です。
書類には、1ヶ月分の基本給や賞与、残業代などの各種手当の金額、所得税・住民税・社会保険料の控除額が記載されています。
源泉徴収票と同じく、チャットレディ事務所で社員として働いていれば、毎月発行されます。
1ヶ月分の明細しか書かれていないため、所得証明書として使う場合は直近数ヶ月分の給与明細書が必要です。
支払調書
支払調書は、企業や個人からお仕事を受けた際、その報酬額を記した書類です。
例えば、チャットレディが企業と業務委託契約を締結して働いている場合、源泉徴収票や給与明細書の代わりに企業側は支払調書を発行します。
ただし、支払調書は企業側が税務署に提出する書類であるため、チャットレディに発行する義務はありません。
そのため、所得証明書として支払調書を使いたい場合、企業側に請求するようにしましょう。
確定申告書の控え
確定申告をした後の確定申告書の控えも所得証明をして使えます。
確定申告書にはたくさんの種類がありますが、基本的に所得証明として使うのは第一表です。
第一表には、納税者の氏名や住所、収入金額・所得金額、税金の金額などが記されています。
勤務先の情報は記載されていないため、第一表を提出したからと言ってチャットレディをやっていることを、提出先に知られることはないので安心です。
納税通知書・課税証明書
個人事業主のチャットレディは、自分自身で所得税や住民税を支払うことになります。
そのため、自宅に納税通知書が届きます。
納税通知書に最新の所得情報が記載されていれば、所得証明書として使うことが可能です。
なお、副業チャットレディの場合、確定申告で納税方法を普通徴収にしていないと納税通知書は届かないので注意してください。
普通徴収にしておくと住民税の支払いを個人で行うことになるので、住民税の増加を通じて会社に副業をしていることがバレるというリスクも防げます。
また、自治体が発行する1年間の所得額や控除額などが記された課税証明書を所得証明に使うことも可能です。
チャットレディの所得証明書を入手する方法
チャットレディの所得を証明できる書類は、それぞれ発行先が異なります。
ここで、各所得証明書の入手先をチェックしましょう。
市区町村役場
お住まいの地域にある市区町村役場では、課税証明書の発行が可能です。
納税通知書は再発行ができないため、もしも紛失した場合は課税証明書を発行してもらいましょう。
市区町村役場の窓口をはじめ、マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアから取得することも可能です。
e-Taxから電子申告をした場合、受信データ通知
税務署
確定申告書の控えは確定申告を行う際に受け取れますが、郵送や電子申告の場合は少し注意が必要です。
郵送で提出する場合、複写で作成した申告書の控えと返信用封筒を同封することで、収受日付印を押印してもらった控えを返送してもらえます。
e-Taxから電子申告をした場合、受信データ通知や申告データをプリントアウトすることで確定申告書の控えとすることが可能です。
なお、確定申告書の控えを紛失した際、税務署で開示請求をすることで、後日控えを発送してもらうことができます。
チャットレディ事務所
チャットレディ事務所に社員として雇用されている場合、給与明細書や源泉徴収票を受け取ることができます。
給与明細書は毎月発行されますが、源泉徴収票はその年の年末に渡されるのが一般的です。
また、給与明細書や源泉徴収票を紛失した場合は勤務先に再発行してもらいましょう。
業務委託の形でチャットレディ事務所と契約している場合、給与明細書や源泉徴収票の代わりに支払調書の発行を請求することが可能です。
社員制度があるチャットレディ代理店で働くのがおすすめ
チャットレディも確定申告やローンの契約などで所得証明が必要になる可能性があります。
そのため、自分の収入を証明できる書類は何か把握し、必要な時に準備できるようにしておきましょう。
チャットレディは基本的に個人事業主となるため、個人で所得証明書の準備が必要となりますが、社員になるという選択肢もあります。
チャットレディ代理店のアリスは社員制度があり、チャットレディでありながら代理店の社員として働くことが可能です。
社会保険にも加入できるので、個人で支払う社会保険料の負担も軽減できます。
高収入を得るためのノウハウやサポート体制も充実しているので、チャットレディで稼ぎたい方はアリスの利用を検討してみてください。